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【ガザ(パレスチナ自治区)小倉孝保】イエメン治安当局は18日、イエメン・マーリブ州でウサマ・ビンラディン氏が率いる「アルカイダ」の支援者などを攻撃した。一部で地元住民と銃撃戦になり治安当局、住民双方で計12人が死亡、多数のけが人が出た。
イエメンからの報道では、治安当局は戦車とヘリコプターから、アルカイダ支援者が多いとされるアルフスーン村を攻撃、一部で民家を破壊した。マーリブ州は中央政府の影響が及びにくく、保守的な部族社会が色濃く残るとされる。一部には「アフガニスタンで戦っていたアルカイダのメンバーが最近、この地域に戻った」とする情報もある。
イエメンはビンラディン氏の父の出生地。昨年10月には、アデンで米駆逐艦コールへの自爆テロが発生し米兵17人が死亡している。アルカイダ・メンバーらの潜伏を許せば、米国や国際社会から批判が強まるとして、イエメン政府がテロに厳しく対決する姿勢を示すため思い切った掃討作戦に出たとみられる。(毎日新聞)
[12月18日23時39分更新]