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本日午前NHK衛星1で放送された「BBCニュース」は、今週に予定されているU.N.の決議を受けて12月22日以降アフガニスタンに派遣する英国軍部隊をめぐり、英国議会下院で保守党と労働党のあいだで対立が生じていることを報じた。
9・11以降、与党労働党と野党労働党は、アフガニスタン攻撃で“挙国一致”体制を組んできた。
ブレア首相が、平和維持部隊として最大1,500人の英国軍部隊を派遣する決定を下したことに対し、保守党党首は、「アメリカは平和維持部隊を送らない。一つの国が、南部で軍事活動を行い、北部で警察活動を行うという状況はおかしい。旧タリバン勢力や山賊にとって、英国部隊は格好のカモになる。危険すぎる決定だ」と非難し、それを受けたブレア首相は、「確かに危険だが、正しい行動だ」と応じた。
★ ブッシュ政権でさえ、危険性を考慮し平和維持部隊に参加しないことを決めているのに、ブレア政権は、指揮権まで確保して平和維持部隊に参加しようとしている。
米軍に次ぐ戦闘部隊をアフガニスタンに展開し、『マザリシャリフの大虐殺』にも英国軍部隊が荷担していたことが分かった今、アメリカ軍部隊が平和維持部隊にいないと状況下、英国軍部隊が第1の標的になることは間違いないだろう。
BPの権益を確保するためには、自国軍兵士の危険性なんか考慮していられないというのがブレア首相の本音だろう。