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12/16 16:22 米軍保有の炭疽菌と一致 遺伝分析で判明と米紙 外信35
【ワシントン16日共同】十六日付の米紙ワシントン・ポストは
、米上院に送り付けられた炭疽(たんそ)菌は、米軍が一九八○年
代から保有している菌と、遺伝子レベルの詳しい分析で一致するこ
とが分かったと報じた。
今回のバイオテロに使われた菌は、世界各国の機関が保有してい
るエームズ株と呼ばれる種だが、遺伝子レベルで一致するものは、
米国の四機関と英国の一機関の計五カ所にあるだけ。しかもすべて
の菌が、米メリーランド州フォートデトリックの米陸軍感染症医学
研究所から供給されたものだという。
菌の出所が限られたことで、菌の入手が可能な人間の範囲もかな
り絞られることになる。
同紙によると、連邦捜査局(FBI)は、フォートデトリックの
施設から菌を譲り受けていた中央情報局(CIA)を含め、生物兵
器攻撃に対する防御策の研究に関与した米政府機関が菌の出所では
ないかとの見方を強めており、各機関での菌の管理体制や紛失、盗
難の有無などを調べている。
また、CIAの研究計画にかかわった外部の人間が捜査線上に上
っているとの情報もあるという。
捜査当局は、遺伝子の特定配列の繰り返し回数が、菌によって違
うことに着目するDNAフィンガープリント法を使って、上院議員
会館に郵便で送られてきた菌を分析した。
(了) 011216 1622
[2001-12-16-16:22]