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米が拒否権行使へ イスラエル・パレスチナ紛争の決議案
国連安全保障理事会は14日、イスラエルとパレスチナの間で続く衝突への対応をめぐり、アラブ諸国を代表してチュニジアが提出していた暴力停止などを求める決議案を採決にかけた。イスラエル寄りの米国は拒否権を行使する意向を事前に表明しており、決議案は否決される見通し。
決議案はミッチェル米元上院議員のまとめた和平案などの実行状況をめぐり、「監視メカニズム」を設置するよう呼びかけており、米以外の外部の介入を嫌うイスラエルが最後まで妥協しなかった。
パレスチナは、当初の決議案よりイスラエル非難の表現を弱め、フランスの提案に応じる形で自らの自爆テロの防止などを示唆する文言を修正案で受け入れていた。
アラブ側はこの日のうちに決議案の採決に持ち込み、米に拒否権を行使させることを狙っている。決議案が否決されれば、米とイスラエルの「かたくなな態度」を国際世論に訴えられると見込んでいるからだ。(13:33)
【朝日新聞】