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サイバー攻撃を受けてズタザタにされ、復旧 さぞかしたいへんだったことと思います。
その奮闘をムダにしないよう、これからもバシバシ書き込みます。
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「アラブニュース」にも掲載され、日本でも報じれらたサウジアラビア内相の発言についての感想です。
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ビンラディン氏 アルカイダのトップではない=サウジ内相
[ドバイ 10日 ロイター] サウジアラビアのナエフ内相は、ウサマ・ビンラディン氏率いる組織アルカイダについて、ビンラディン氏が逮捕または殺害されても崩壊しない、との考えを示した。
同相は米ニューヨーク・タイムズ紙に対し、「メディアの観点から見れば、彼(ビンラディン氏)は(アルカイダという)ピラミット組織のトップだ。しかし私の個人的な観点と確信からすると、彼はピラミッドの頂点ではないと思う」と述べた。
同相はまた、米国またはアフガニスタンの軍がビンラディン氏を逮捕、もしくは殺害した場合はどうなるか、との質問に対し、「アルカイダが壊滅するとは思わない」と答えた。
ただ、アルカイダの指導者と思われる人物については、明らかにしなかった。10日21時12分
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サウジアラビア王国の内務大臣は、国際テロ組織アルカイダの主導者がアメリカでありイギリスであることを見抜いているんでしょう。
これは、ウサマ・ビンラディン氏がアメリカやイギリスのエージェントであるという意味ではなく、アメリカやイギリスが、アルカイダのような“過激派”(=イスラム復興主義)組織を必要としており、必要なときに様々なかたちで利用しているという意味です。
それは、英国が“イスラム過激派”の憩いの場となっていることを見てもわかります。
ビンラディン氏は、自分でも確かにアルカイダのトップだと思っていたし、自分の信仰に基づいて活動していると思ってるでしょう。
彼が死んだりいなくなったとしても、イスラム教を基盤にした反米・反現政権を志す人々はクサルほどいますから、アメリカやイギリスの諜報機関がちょっと工作して資金を提供すれば、アルカイダのような組織はすぐに甦ります。
サウジの内相は、アメリカがアルカイダを育て(これは周知の事実)、世界にその強大さと残虐性を宣伝しまくり、好きなときに利用して最後は使い捨てるというアメリカのやり口を間近で見てきています。
内相は、公言してはいませんが、これまでの発言から推測すると、9・11空爆テロがビンラディンの犯行とも思っていないでしょう。
それは、アルカイダの本当のトップが誰かを知っていても公言できないように言えないことなのです。
ただでさえ、アメリカ支配層による“サウジ叩き”が高揚している時期です。
言えば即座にドカーンですからね。
アメリカの政権よりも、ちゃんと現実を見抜いているサウジの政権のほうが知性はずっと高いということでもある。