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【ガザ(パレスチナ自治区)14日=久保健一】
パレスチナ自治区で大規模軍事作戦を展開中のイスラエル軍は13日夜から14日未明にかけ、ガザ地区とヨルダン川西岸ラマッラ、ジェニンなどの自治政府施設に戦闘機や軍用ヘリによる空爆を実施、パレスチナ人20人以上が負傷した。
ガザ地区では、パレスチナ自治警察施設やアラファト議長親衛隊「フォース17」の哨所2か所などがミサイル攻撃を受け約20人が負傷。また、パレスチナ自治政府筋によると、ガザ・サブラ地区で同日、住民による夜の礼拝が行われていたモスク(イスラム礼拝所)付近にイスラエル軍のミサイルが着弾、近くに住む住民2人が負傷した。イスラエル軍はモスク攻撃を否定した。パレスチナ側によると、攻撃時、同モスクには、近くに住む、パレスチナ自治政府により自宅軟禁中のイスラム原理主義組織ハマスの精神的指導者アハマド・ヤシン師がおり、イスラエル軍がヤシン師に警告の攻撃を行ったとの見方も浮上している。
西岸では、ラマッラのアラファト自治政府議長府に近い自治政府警察署や、ジェニンのパレスチナ解放機構(PLO)主流派ファタハの関連施設が空爆された。
(12月14日11:55)