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【ワシントン11日=坂元隆】
ブッシュ米大統領は11日、米南部サウスカロライナ州チャールストンの州立軍士官大学で演説し、対テロ戦争の今後の最重要課題に、核兵器など大量破壊兵器のテロリストへの拡散防止を挙げるとともに、国際テロを支援する「ならず者国家」を敵と見なす姿勢を表明した。
ブッシュ大統領は、同時テロの首謀者とされるウサマ・ビンラーディン一派が核物資を入手しようとしていたことを指摘した上で、「ならず者国家は明らかに、テロリストに対する化学、生物、核兵器の供給源になる可能性が1番高い」として、名指しはしなかったもののイラクやスーダン、といった「ならず者国家」をテロ撲滅闘争の次の標的とする可能性を示唆した。
また、「ならず者国家」やテロリストから米本土を守る必要があるとして、ミサイル防衛網配備の必要性を改めて強調した。このほか、ブッシュ大統領は、対テロ戦争の重要課題として、ハイテク兵器の開発・配備や、人間による情報収集などの必要性を訴えた。
(12月12日10:36)