投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 12 月 07 日 19:42:26:
12/06 18:30 暫定政権は米の意向反映 ヘクマティアル氏が非難 外信88
【テヘラン6日共同】イランに亡命中のヘクマティアル・アフガ
ニスタン前首相は六日、共同通信への声明文で、アフガン暫定政権
樹立について「ザヒル・シャー元国王を指導者として復帰させよう
とする米国の意向を反映したものだ」と強く非難した。
さらに「暫定政権の閣僚に選ばれた人物は評判が悪く無能な者ば
かりだ。タリバンだけでなく(北部同盟の)ラバニ大統領さえ排除
しており、暫定政権協議が米国の受け入れ可能な政権に移行させる
準備であることは明らか」と批判した。
イスラム原理主義政党「イスラム党」を率いるヘクマティアル前
首相派は今回の暫定政権協議に招かれず、声明は自派の排除に反発
を示したもの。前首相の政治的影響力が今後大きく後退するのは必
至だが、アフガニスタン国内にはパシュトゥン人を中心にまだ多数
の支持者がいる。
(了) 011206 1830
[2001-12-06-18:30]