投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 12 月 07 日 12:59:22:
イスラエル軍は7日午前3時(日本時間午前10時)ごろ、パレスチナ自治区ガザ中心部にある自治政府の警察本部をF16戦闘機で空爆した。自治政府筋によると警官や近くの住民ら約20人が負傷した。エルサレムなどでの連続自爆テロに関連してイスラエル側が5日、過激派の「12時間以内」の逮捕を自治政府側に要求。危機打開に向けて米国務省のジニ特別顧問やマヘル・エジプト外相がアラファト議長とラマラで会談した数時間後の攻撃再開となった。
攻撃は3日ぶり。米国の仲介により、イスラエル、パレスチナの治安担当者の協議が7日に行われることが決まったが、実現は不透明になった。
病院関係者の話では、空爆で少なくとも15人が負傷した。ガザでは2回の爆発があった。パレスチナの治安当局者によると、戦闘機はミサイル1発を発射、その5分後に再び攻撃を加えたという。建物は破壊されたとみられ、大きな炎に包まれた。現場付近の建物の窓も吹き飛び、黒煙が一帯を覆ったという。
またパレスチナ解放通信は7日、イスラエル軍の戦車や部隊が同日未明、ガザ自治区のハンユニスに侵攻したと伝えた。数人を逮捕するとともに家宅捜索を行ったという。(12:51)