投稿者 あっしら 日時 2001 年 12 月 07 日 03:39:32:
CNNニュースは、昨日(12・6)合意したタリバン政権のカンダハル明け渡しをめぐり、「暫定政権」の議長(首相)に決まったハミド・カルザイ氏とタリバン政権のザイーフ大使に対する電話取材を行った。
明け渡し対象は、カンダハル市を含むカンダハル州のみならずヘルマンド州とザボル州を含むものである。
[ザイーフ大使の電話取材と記者会見の要約]
● 明け渡しを決定したのは、これ以上アフガン人の血を流したくないし、人命も失いたくないからである。
● アメリカは、残虐な空爆を続けている。
● カンダハルなどの明け渡し交渉はハミド・カルザイ氏とのあいだで合意した。
● しかし、カンダハル州を引き渡す相手はカルザイ氏ではなくクア・エルダ氏である。
(エルダ氏はムジャヒデンの司令官)
● 引渡しは平和裏に行われる。
● 引渡し方法などの詳細は7日の会議で詰める
● 捕虜の釈放などをきちんと行う。
● オマル師は尊厳と自由を保障される。おそらく故郷に帰るであろう。
● アラブ人兵士は、ウサマ・ビン・ラディン氏を含めて、その処遇は将来議論すべきテーマである。
[ハミド・カルザイ氏の電話取材の要約]
● タリバン側とカンダハルの明け渡しに合意した。
● タリバン兵士は無条件で恩赦となり自由に故郷に帰ることができる。
● オマル師については、テロリズムの非難し、テロリズムを放棄すれば、罪を問わない。尊厳と自由が保障されることになる。
● アラブ系兵士は恩赦の対象とはならない。国外退去を求める。