投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 12 月 05 日 20:05:40:
12/05 15:04 ソロモン諸島で総選挙 日本など監視要員派遣 外信68
【シドニー5日共同】昨年六月の武装集団ほう起事件以来政情不
安が続いている南太平洋のソロモン諸島で五日、総選挙の投票が行
われた。
定数五○に対し、三百二十八人が立候補。選挙管理委員会による
と、十日までに当選者が確定し、十八日前後には議会で新しい首相
が選出される見通し。
同国では、対立するマライタ島系とガダルカナル島系の二武装集
団が昨年十月の停戦合意後も散発的な衝突を続けており、英連邦諸
国や日本などが選挙監視要員を派遣し、投開票を見守っている。
昨年の武装ほう起では、マライタ島系集団が政府機関などを占拠
。自宅軟禁されたウルファアル首相(当時)は辞任し、野党陣営出
身のソガバレ氏が新首相に選出された。
今回選挙では、前回ウルファアル氏を推した「変革連合同盟」(
SIACC)が再び多数を握れるかどうかが焦点。しかし同国では
政党の力が弱く、次の首相選びの行方は不透明だ。
治安の悪化が続く同国では、日本やオーストラリアなどの外国企
業の撤退が相次ぎ、地元経済はまひ状態で、公務員への給料遅配や
燃料不足が慢性化しつつある。
(了) 011205 1503
[2001-12-05-15:04]