英首相夫人、長男の宿題を助けてもらおうと国防省に電話〔朝日新聞〕

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投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 12 月 05 日 16:40:04:

英首相の妻で、高名な弁護士でもあるシェリー・ブレアさん(47)が最近、ロンドンの有名高校に通う長男ユアン君(17)の軍事問題に関する宿題の助けを国防省に求めたことが明るみにでた。戦争のさなかに官僚を私的に使うとは何事かという批判の一方で、宿題が親にも重圧となっている教育のあり方を問題にする指摘も現れ、英政界は騒がしい。
国防省の匿名の官僚の証言をもとに最初に暴露したイブニング・スタンダード紙によると、ユアン君は「核抑止」をめぐる学校でのディベートの下準備を家でするよう学校から求められ、夫人が国防省に電話し「基礎的な情報」を教えてくれるよう頼んだという。
これに対し、首相府報道官は3日の記者会見で「夫人が宿題の件を首相府の職員に相談したところ、この職員が勝手に国防省に電話した」と、報道の一部を否定。国防省報道官も「ユアン君が得た情報は、だれでも省のホームページで得られるもので、厚遇ではない」と釈明した。
政治家の公私混同に厳しい国柄。野党議員からは「夫人の要請がもとで公務員の本来の仕事に支障が出たとすれば、税金の悪用だ」という声があがった。新聞論調も総じて批判的だ。
一方、全国学校長協議会の幹部は「宿題を重視する仕組みが親に相当の負担を強いている。シェリー夫人も重圧を感じたのだろう」と同情的。4日には、サッチャー元首相の長女キャロルさんがBBCに出演し、自分のダウニング街生活を振り返りながら「周囲は有力な人や専門家ばかり。話を聞きたくなるものよ」と弁護した。国防省の情報がディベートに役立ったかどうか、学校側は沈黙している。(15:40)

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