投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 12 月 05 日 11:53:13:
アフガニスタンからの報道によると、同国東部ナンガハル州の軍事司令官モハマド・ザマン氏は4日、州都ジャララバードで、米同時多発テロ事件の容疑者とされるオサマ・ビンラディン氏の側近で、アルカイダの最高幹部アイマン・ザワヒリ氏が米軍による空爆で負傷したと語った。時事AFP電によると、「死亡した可能性もある」と述べたという。
一方、米NBCテレビは、米政府当局者の話として、同氏の家族が死亡したとみられるとし、同氏が死亡した証拠はないという。
ザワヒリ氏の死亡が事実とすれば、ビンラディン氏一派に大きな打撃となり、同氏に対する包囲網が狭まっていることを示すものといえる。
ザワヒリ氏はエジプト人で、カタールの衛星テレビを通じて米国を非難する声明を出すなど、アルカイダの最高幹部として知られる。やはりビンラディン氏の側近だったムハマド・アティフ氏は11月16日に空爆によって死亡した、と報じられている。
ザマン氏は、財務担当のアリ・マフムード氏らアルカイダの計18人が、同州トラボラ地区近郊への米軍の空爆で死亡した、とも述べた。
米軍は、トラボラ地区の山岳地帯をビンラディン氏やアルカイダのメンバーの潜伏地とみて、連日激しく空爆。特殊部隊や武装ヘリを投入し、地上展開に備えている。(10:19)