投稿者 あっしら 日時 2001 年 12 月 05 日 01:48:05:
23:20分からNHK衛星1で連続で放送された海外ニュース番組で報じられたアラファト議長に対するイスラエルの姿勢をアップ。
● アラファト個人を標的にした攻撃を行っている
アメリカABCとフランスF2はこのような見方をしている。
ABCニュースは、ミサイル攻撃を受けたアラファトが命からがら逃げ出したと報じた。F2ニュースは、ファタハ幹部とのインタビューで「アラファト議長が死んでもイスラエルの占領をやめさせる戦いは止めない」という発言を報じていた。
ABCニュースは、3日の攻撃はアラファト議長の権力の象徴であるヘリコプターや空港を狙ったものであり、4日の攻撃はアラファト議長個人を狙ったものであると報じた。
● アラファト個人を標的とはしていない
イギリスBBCはこの立場。
どちらにしても、共通しているのは、
イスラエルは、アラファト議長の国内及び国外への移動を封じる作戦をとったということである。
ヘリコプター2機を破壊されたことで西岸とガザ地区のあいだを行き来することができなくなり、自治区の象徴であるガザ国際空港が破壊されたことにより外国へもいけなくなった。
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4日に行われたイスラエルの攻撃に関する報道内容
フランスF2のみが4日の主要攻撃対象となった西岸地区ラマラの映像を放送。議長官邸のエントランス部分が爆撃を受けていた。イスラエル軍戦車が複数台議長官邸から数百mの場所に配置され、睨みを利かせている映像を流す。負傷者を搬送する救急車の通行が阻害され、乗り換えを行わないと先に運べない状態であることを伝えた。