投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 12 月 04 日 12:26:45:
国連総会は3日、イスラエルに占領地ゴラン高原からの撤退を求めるなど、中東情勢やパレスチナ問題に関する計6本の決議を採択した。例年と同様にいずれもパレスチナ寄りの内容で、拘束力はない。今回の連続自爆テロを踏まえて、イスラエル人の犠牲者にも配慮を示す内容を盛り込もうとする動きが英国などから出たが、実現しなかった。
ゴラン高原からの撤退に関する決議は、賛成が90で反対が米国とイスラエルを含む5、棄権が日本や欧州諸国など54にのぼった。イスラエルとパレスチナの間で最終的な地位が決まっていないエルサレムについて、イスラエルによる統治は無効であると宣言する決議は、賛成が日本を含む130、反対はイスラエルとナウルの2で、棄権が米など10だった。
パレスチナ人の独立国家樹立の権利を認め、中東和平交渉の早期再開と完結を呼びかける決議は、賛成が日本を含む131、反対が米とイスラエルなど6、棄権が20だった。(11:54)