投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 12 月 04 日 11:57:20:
イスラエルのアリエル・シャロン首相が報復の武力行使に出たことに対し、パレスチナ側で交渉を担当してきたサーブ・エラカット氏は「シャロン首相は大きな間違いをした」と強い調子で非難した。
エラカット氏は「大勢の人が殺されるだろう。軍事的な解決は不可能だ」とし、さらに「シャロン首相とイスラエル政府は、自治政府のアラファト議長を攻撃目標にしているが、それは間違いだ。アラファト議長は、自爆テロを非難しているからだ」と述べた。
またイスラエル軍がアラファト議長を警護する部隊の施設を爆撃したことについて「アラファト氏は、これで身動きが取れなくなってしまう」とも述べた。
一方、米ホワイトハウスのアリ・フライシャー報道官は3日、今回の爆撃について直接のコメントは避け、「イスラエルには自衛の権利がある。またイスラエル、パレスチナの双方は、それぞれの行動にどんな影響が理解あるのか理解する必要がある」と、パレスチナ問題に対するブッシュ政権の姿勢を繰り返した。