投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 12 月 04 日 11:32:56:
【エルサレム3日共同】
イスラエル軍は3日夕、パレスチナ自治区ガザのアラファト自治政府議長執務室がある議長府付近を武装ヘリコプターでミサイル攻撃、同日夜にはヨルダン川西岸の自治区ジェニンの警察本部などを戦闘機で空爆した。
エルサレムとイスラエル北部ハイファで1,2両日にあった連続爆弾テロへの報復で、ガザでは議長の使用しているヘリコプター二機と関連施設などを攻撃。議長自身はヨルダン川西岸ラマラにいて不在だったが、ヘリや施設が炎上し、パレスチナ人約30人が負傷した。ジェニンでの負傷者は伝えられていない。
シャロン首相は同日夜の演説で「テロによる戦争が仕掛けられている」と指摘し「あらゆる手段でテロと戦う」と対決姿勢を強調。アラファト議長が「和平と中東の安定に最大の障害だ」と強い調子で非難した。
これに対し自治政府のアリカット地方行政相は「宣戦布告だ」と激しく反発しており、パレスチナ情勢は再び重大な局面を迎えた。