9.11 ノーム・チョムスキー[文藝春秋]

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投稿者 ROM潜 伊−HEXA号 日時 2001 年 12 月 03 日 23:42:31:

(回答先: メディア・コントロール ノーム・チョムスキー 投稿者 dembo 日時 2001 年 12 月 03 日 12:42:03)

demboさんがよく貼られるチョムスキー氏のお話は、明確でわかりやすいと思います。
ユダヤ人の両親を持つアメリカ人だそうですから、かなり度胸がありますねえ。まさに男の中の男という感じです。
 
 昨日、チョムスキーを検索かけたら文藝春秋から、

「9.11   〜アメリカに報復する資格はない!」税込み¥1,200

と言う本が出ていることを知り本屋で買いました。
内容は、9/19〜10/5までに行われた7つのインタヴュー記事です。参考までに

1.真珠湾と対比するのは誤り
2.ブッシュ政権が取るべき方法
3.なぜ、世界貿易センタービルか
4.アメリカは「テロ国家の親玉」だ
5.ビンラディンの「罠」
6.これは「文明の衝突」ではない
7.世界に「明日」はあるか

付録 世界のテロリスト集団

え〜、面白いのは付録でして、10月5日付けの米国酷武奨 対テロリズムのためのコーディネーター室のレポートだそうです。
それのテロリスト活動の定義が(長いので割愛します。すみません)ほぼ全部、米国の対アフガン軍事行動に該当してしまうのではないか、と思えるんですが、承知してやってるんだろうか?

さて、チョムスキー氏の論旨の特徴をまとめてみました。

・西側諸国が加害者で第3国が被害者である場合は誰も文句を言わないのに、逆の場合が大事になるのは変ではないか?
政府が反体制的なある民族を虐殺するのは問題ないが、政府を指示する人間を殺すのはテロとするのは変ではないか?(ダブルスタンダードなど)

・9.11事変の犯人はビンラディンかもしれないが、彼らを育てたのはCIAである。

・米国政府やCIAが世界中のテロリストを育てた。
米国こそテロ国家の親玉である。

・米国こそ国連や世界会議の邪魔をしている張本人である。国際的な法律や機関を自国の利益の為だけに利用したり、骨抜きにしたり(自国の利益にならない場合)している。

・国際司法裁判所の判決を無視して戦争を継続した。ニカラグアで。判決内容は「国際テロのかどで有罪、ただちに軍を引き上げ、相当の賠償金を支払え」
これだけは、ゴマカしようのない事実である。

・民主主義国の一般市民は、マスメディア(体制よりの)に洗脳されており、それを認識していない。(メディアコントロール)

・世界の将来は我々が洗脳から解き放たれるかどうかによるところが、大きい。


私達は生き様はもう変えようがないかもしれませんが、逝き様(死に様)ぐらいは自分達で決めたい物です。

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