投稿者 ザワヒリ博士 日時 2001 年 11 月 28 日 00:00:35:
(回答先: Re: イスラエル軍が、米軍によるイラク攻撃は2、3カ月後と分析していると伝えた。 投稿者 ザワヒリ博士 日時 2001 年 11 月 27 日 23:49:58)
20日付のニューヨーク・タイムズ紙は、米中枢同時テロに対する報復攻撃をめぐりブッシュ政権内部で、イラクにも大規模な武力行使を主張する強硬派と、前段階での外交戦略を重視するパウエル国務長官らとの間で「最初のハイレベルの対立」が生じていると報じた。
複数の政府筋の話として伝えたところによると、強硬派の中心はウルフォウィッツ国防副長官とチェイニー副大統領の首席補佐官ルイス・リビー氏。
両氏は先週末の安全保障高官会議で、アフガニスタンのウサマ・ビンラディン氏の組織だけでなく、イラクやレバノンのベカー平原のテロリスト根拠地を「できるだけ早急に広範に」攻撃するよう進言したという。
強硬派は19日も、ブッシュ大統領に「サダム・フセインを権力から放逐する努力をすべきだ」と書簡で促した。
パウエル長官は週末の会議の場でも、アフガニスタンに対して軍事行動をとり、その前に外交的基盤をつくるための時間をかけるべきだと主張。同盟国との協議で、国際法的にも米国の行動の正当性を明確にする必要があると訴えた。
同長官は、イラクを含めた大規模な武力行使は、ブッシュ大統領への広い支持を失わせる恐れがあるとの判断という。