投稿者 ザワヒリ博士 日時 2001 年 12 月 01 日 16:35:46:
(回答先: Re: ビンラディン氏に投降呼び掛け〜米国防長官〔東京新聞〕 投稿者 あっしら 日時 2001 年 12 月 01 日 15:01:21)
ムスリムはビン・ラディンを米国へ引渡せない
ファトワー
カイロ、11月21日（IslamOnlineとNews Agencies）−イスラム教徒はオサマ・ビン・ラディンをアメリカに引き渡すことを禁じられている。
たとえ全世界の富と引替えであっても。アル・アザール大学のイスラム法学教授アリー・ゴマー（Aly Gomaa）がカイロで水曜日にイスラム・オンラインに語った。
ゴマーは『イスラム法によれば、彼等が事実を立証したかのように告訴を扱い、それに従って行動することは不法である。』と語った。
『一旦イスラム教徒が罪または犯罪−例えば9月11日の攻撃−を犯し、有罪が立証されたならば、彼はイスラム裁判官によって確固たる証拠と共に裁かれるべきである。』と彼は説明した。
『…イスラムの観点からは、ムスリムが非ムスリム裁判官或いはイスラム法以外の法によって裁かれることは不法である。』と彼は付け加えた。
アブドゥル・サッタル・ファサラー（Fathallah）−彼もまたカイロのアル・アザール大学の教授である−は
『ビン・ラディンは未だに米国によって告発されているだけである。そして彼の犯罪は立証されていない。』と水曜日にイスラム・オンラインに話した。
『被告人は有罪が立証されるまでは無罪である。そうではないか？』ファサラーはそう尋ねて付け加えた
『…そう、あらゆるムスリムにとって、「彼のアメリカ当局への引き渡し」に助力することは不法である。』
一方、アフガニスタンのスピン・ボルダックでは、水曜日にタリバン当局者が『オサマ・ビン・ラディンには9月11日の破壊的な攻撃を実行する能力はない。そして、アメリカが提供した2500万ドルの懸賞金は彼の捕縛には繋がらない。』と語ったと通信社は伝える。
『アメリカは、「ビン・ラディン」が攻撃に関与したという如何なる情報も提供しなかった。
彼には、そのような行為を実行するテレコミュニケーション手段はない。
我々の客を保護するするのは我々の義務である。そして彼をアメリカ当局に引き渡すことはない。』とムハンマド・サイード・ハッカーニは話した。−彼はカンダハル（タリバン支配下の最後の地方都市）地方の境界地区スピン・ボルダックの境界町のセキュリティー・チーフである。
合衆国国務長官コリン・パウエルは火曜日にビン・ラディンの懸賞金を500万ドルから2500万ドルに引き上げ、ラジオ放送とリーフレット配布で懸賞金広告を出した。
国務省スポークスマン・リチャード・ブーシェは9月11日以来、22,000以上のビン・ラディンに関する情報を受け取ったが、何の成果もないと語った。
『全ての良きムスリムは、ビン・ラディン捕獲の懸賞金を得る機会を拒絶する』とハッカーニは話した。
『我々は良きムスリムであり強い信仰を持つ。それ故、我々はそのようなモノに誘惑されない。』
ハッカーニは、イスラム教を冒涜した罪でイランに手配されているインドの生まれの作家サルマン・ラシュディを匿うアメリカの偽善に言及した。
彼は1988年にその著作「悪魔の詩」でイスラム教を冒涜し、イランは彼を死罪とするファトワーを出した。
『オサマが犯罪に関与していたとは明らかされていない。しかしラシュディがイスラム教に対する犯罪を犯したということは厳然たる事実である。
何故、あなたの国の人たちは彼の面倒をみているのか？』とハッカーニは語った。
ビン・ラディンと彼のアル・カイーダ・グループは、9月11日の攻撃を立案指揮したとしてアメリカに告発されている。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。