投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 11 月 30 日 20:24:15:
11/30 14:36 タリバン亡命政権を否定 核兵器発言は「策略」 外信72
【イスラマバード30日共同】三十日付のパキスタン英字紙ニュ
ーズによると、アフガニスタン・タリバン政権のザイーフ元駐パキ
スタン大使は二十九日、パキスタンのラホールで一部報道関係者と
会食し、タリバンがアフガニスタン国外に逃れるなどして「亡命政
府」を宣言する考えはないと述べた。
元大使は「最高指導者オマル師は亡命政府の存在など信じていな
い」と指摘。「侵入者や同胞を殺した者に対し、アフガニスタン国
民はほう起するだろう」とし、外国に支援された政権づくりが失敗
すると主張した。
また、核兵器について「ウサマ(ビンラディン氏)もタリバンも
、そんな兵器は持っていない。もしあれば、このような大規模な破
壊を行った敵に対して使うだろう」と述べ、ビンラディン氏が核兵
器の所持に言及したのは「策略の一部」と指摘した。
元大使は、タリバンが今もカンダハルやパクティアなどの数州を
支配し、オマル師ら指導部はカンダハルで健在だと主張。オマル師
とは定期的に連絡を取っていると述べたが、連絡方法には言及しな
かった。
(了) 011130 1436
[2001-11-30-14:36]