投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 11 月 30 日 20:04:35:
11/29 23:46 テロ情報の報酬にビザ 捜査難航で苦し紛れ 外信125
【ワシントン29日共同】アシュクロフト米司法長官は二十九日
、米中枢同時テロの捜査のため、テロリストに関する情報を提供し
た外国人に特別の米国滞在ビザを「報酬」として与えるよう移民帰
化局(INS)に指示した。
捜査が難航する中、取り調べでの人種的差別、長期拘束などの捜
査手法をめぐって長官に対する批判が集中しているが、苦し紛れの
ビザ供与も法曹界などから批判を浴びそうだ。
情報を持っていても自身が米国に不法滞在や違法就労中で当局に
連絡できない外国人が多いとみられることから、情報の見返りに出
入国管理法違反を見逃した上、特別の滞在ビザ発給で「密告」を促
す狙いとみられる。
長官は通達で、テロリスト逮捕やテロ事前阻止に結びつく有効な
情報を提供した外国人に滞在許可の面で救済を与える「協力者プロ
グラム」をINSに命じた。
(了) 011129 2345
[2001-11-29-23:46]