投稿者 あっしら 日時 2001 年 11 月 29 日 22:52:39:
(回答先: ドイツに続き歓迎すべき動き、イスラエルでさえ牽制している 投稿者 あっしら 日時 2001 年 11 月 29 日 22:49:38)
ドイツ首相、反テロ軍事行動の拡大を拒否
2001.11.28
Web posted at: 9:00 PM JST (1200 GMT)
ベルリン――ドイツのシュレーダー首相は28日、反テロを目的とした軍事行動がイラクやソマリアなどへ拡大することがあってはならないと述べ、イラク攻撃など軍事行動の拡大を示唆したブッシュ米大統領の発言を拒否した。
シュレーダー首相は連邦議会で、米軍主導の反テロ作戦を支援すると改めて強調しながら、ドイツは「イラクやソマリアなど、ほかの国に軍事的に介入するつもりはない」と言明した。
首相は、テロに対抗する国際協調を強化するためには努力を惜しまないとしながらも、「中東に新しい攻撃目標を置こうなどとする議論には、とくに注意しなくてはならない。そんなことをすれば、予想をはるかに超える事態が目前で爆発するかもしれない」と警告した。
首相はさらに、ドイツ外務省高官が先に、「シュレーダー首相率いる社会民主党はソマリアでの対テロ作戦を支持する」と発言したことを背景に、「次の標的を求めて、一部の閣僚が勝手にマスコミで流す発言には注意しなくてはならない」と釘をさした。
ブッシュ米大統領はこれまで、「テロとの戦いはアフガニスタンではとどまらない」「アフガニスタンは始まりにすぎない」などと発言しており、26日にはイラクを名指しして、核査察を受け入れるよう強く要求している。
Reuters contributed to this report.