投稿者 あっしら 日時 2001 年 11 月 29 日 19:50:17:
(回答先: CIA工作員が暴動原因かと英紙 投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 11 月 29 日 18:55:02)
『捕虜は「おまえを殺すためにここにいるんだ」と叫び、飛びかかった。工作員は短銃で男を射殺。さらに襲ってきた三人を射殺したが、
数に圧倒され、殴り殺された。一緒にいた別の工作員は数人を射殺後、脱出した。』という経緯であれば、それだけで、北部同盟というより米国部隊による虐殺ですね。
素手で飛びかかった人間を射殺したんですからね。こんなことをやってしまえば、捕虜とはいえ、死のもの狂い(前方が犠牲になっても)で戦います。
近くに武装していた北部同盟の兵士がいるという状況で、このような行動をとったCIA要員は免罪できません。一人は死亡したようですが、逃げたもう一人はすぐに拘束されなければなりません。
さらに、このような経緯で発生した暴動に対し、攻撃機まで出動させて虐殺を拡大させたのですから、その指揮官も当然拘束対象です。
このような経緯であれば、北部同盟及び米国政府は、鎮圧活動の前に、収容所内の捕虜達にきちんと謝罪するよし告げ、気長に武装解除を促すしかなかったのです。
収容施設の敷地から出てきたら発砲するという警告は許されるでしょう。
北部同盟や米国部隊は、身を隠す術はいくらでもあります。
犯罪者を拘束するのは、指揮官の場合はアメリカ軍憲兵になるのでしょう。そして、軍法会議で処罰しなければなりません。
でも、CIA要員は、誰が拘束でき、どこで裁かれるのでしょう?
これじゃあ、アメリカ政府が、国際刑事裁判所に反対しなければならないわけですね。
米国政府が処罰に動かないのであれば、シャロン首相と同じように、国際司法裁判所に告発するしかないでしょう。