投稿者 あっしら 日時 2001 年 11 月 22 日 13:43:03:
今朝NHK衛星1で放送された「ABCニュース」のなかで、「ダシュル上院議員宛の封書に入れられていた炭疽菌は1g当たり数兆個という微細なもので、アメリカ・ロシア・イラクでは製造できないレベルのもの」という報道があった。
但し、炭疽菌がウルトラファインであるという根拠やその情報源につては何もふれられていなかったし、アメリカでもというのがどの施設を示すものかもわからない。たいへん重要な情報だというのに、この報道部分は突然始まってあっと言う間に終わるというものだった。危うく聞き漏らすとこだった(笑)
使用された炭疽菌が“アメリカ・ロシア・イラクでは製造できないレベルのもの”というのが事実であれば、FBIが公表してきた「炭疽菌事件犯人像」を根底から覆すものである。
FBIは、一連の炭疽菌テロ事件について、「単独犯説を採り、20歳以上の男性の可能性が高く、炭疽菌を培養、精製できる研究所などに出入りでき、ニュージャージー州トレントン近郊に土地勘がある」という犯人像を11月9日に公表している。
“アメリカ・ロシア・イラクでは製造できないレベル”となれば、ジュネーブで米国務次官ボルトンが、その他の生物兵器製造国として名指しした北朝鮮・イラン・リビア・シリアなどは当然このレベルの炭疽菌を製造できないだろう。
ABCニュースは、じゃあどこが誰が?という話にはまったくふれていなかった。
炭疽菌テロ事件の犯人は、その時期(炭疽菌入り封書を投函したのは9.11からわずか1週間後の9月18日)とその効果(9.11そのものから国民やメディアの関心を炭疽菌騒動に移させる)から、9.11テロ事件の犯人と深く結びついているのではと推測している。
炭疽菌テロ事件で使われた炭疽菌が“アメリカ・ロシア・イラクでは製造できないレベル”が事実だということを前提にして、“じゃあどこが誰が?”と問われれば、CIAかイスラエル諜報機関(モサド)しか思いつかない。
CIAは、「この九月、ニューヨークタイムズ紙は、CIAが旧ソ連が開発したものとほぼ同型の模擬生物兵器爆弾を試作して実験したと報じている。フライシャー大統領報道官は、防衛目的でそうした研究を行っていることを認め・・・・」(週刊文春11月22日号P.50)とあるように、生物兵器禁止条約を破り“秘密裏に”生物兵器を開発している。
モサドはというよりイスラエルは、隠密?に核兵器まで製造していながら、それを認めようともしない国家であり、生物兵器を開発・製造していても何ら驚くに値しない。
しかし、今回の炭疽菌テロで、犯人が、“アメリカ・ロシア・イラクでは製造できないレベル”の炭疽菌を使ったとしたら、より恐ろしいものを感じる。
なぜなら、犯人“達”は、「そうだぜ。我々がやっているんだ」と捜査当局に公言しているに等しいからだ。犯人“達”は、世界中を徹底的にナメ切っているのだ。
使用された炭疽菌が“アメリカ・ロシア・イラクでは製造できないレベル”という情報は、9.11を含む今回のテロ事件を解明する大きな手がかりとなると考えられるので、フォローをお願いしたい。