投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 22 日 11:19:46:
CNNテレビは21日、タリバーンと北部同盟の激戦が続いていたアフガニスタン北部のクンドゥズで、立てこもっていたタリバーン部隊が北部同盟軍に投降することに同意したと報じた。クンドゥズは、タリバーンが死守していた北部最後の拠点。タリバーン部隊の司令官と北部同盟のドスタム将軍との間で合意が成立した模様。だが、投降の具体的な手順や捕虜の処遇などは今後の交渉で詰めるとしており、米政府はまだ合意を確認していない。
統合参謀本部のペース副議長は21日の会見で、北部同盟側の要請を受け、米軍がクンドゥズ近郊に空爆を続けている、と述べていた。
クンドゥズで、タリバーン側は連日の激しい攻撃を受けて戦意を喪失しつつあるとされ、双方は北部同盟支配下のマザリシャリフで投降交渉を続けてきた。
タリバーンのファイザル司令官は同テレビなどに「和平が訪れるだろう。暴力は起きないだろう」と述べ、投降する意向を確認した。また、北部同盟のドスタム将軍も「クンドゥズは戦闘なしで解決するだろう」と語った。
同テレビによると、投降はタリバーンのアフガニスタン兵だけでなく、アラブ諸国やパキスタン、チェチェンなどからの義勇兵も含まれる。クンドゥズでは外国義勇兵が投降しようとするタリバーン兵を殺害した、とも伝えられていた。
ラムズフェルド国防長官は同日、外国人義勇兵の処遇について、「他国に行って再びテロを繰り返すことだけは受け入れがたい」と記者団に述べていた。(11:18)