武蔵野市発:テロ糾弾でないと「平和的解決を求める決議」を糾弾した唖然痴呆議会野党

 ★阿修羅♪

[ フォローアップ ] [ ★阿修羅♪ ] [ ★阿修羅♪ 戦争・国際情勢4 ]

投稿者 木村愛二 日時 2001 年 11 月 21 日 21:45:52:

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

『亜空間通信』107号(2001/11/21)
【テロ糾弾でないと「平和的解決を求める決議」を糾弾した唖然痴呆議会野党】

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 転送、転載、引用、大歓迎!

 以下が、最早、注釈を加える気も起きない、唖然を通り越す日本の痴呆議会の実態である。特に、ついに自民党とつるんでしまった日本共産党の市議会議員たちの深層心理についてのみ記すと、今や議席数で同じ、得票数で追い抜かれた「新左翼」市民の党憎さしかないのである。

 武蔵野市議会で6会派と称する[自民クラブ][無会派(民主党)][共産党][社会民主党・市民会議(社会民主党)] [市民クラブ][市議会公明党(公明党)] [21民主] が提案し、賛成多数で採決された略称「テロ事件を糾弾する決議」成立に引き続き、市民の党のみの提案で反対多数で否決された略称「平和的解決を求める決議」を巡る深夜2時頃の議事録は、以下の通りである。

19 : ◯議 長(井口良美君)

◯議 長(井口良美君)  次に、日程第3 議員提出議案第11号 米国で発生
したテロの犠牲者に哀悼の意を表し、事態の平和的解決を求める決議を議題とい
たします。

米国で発生したテロの犠牲者に哀悼の意を表し、事態の平和的解決を求める決議

 9月11日、米国において発生したテロは、犠牲者数がいまだ確定していないも
のの、きわめて多くの市民が犠牲となった。今回の事件で犠牲となった多くの
方々に対し、心より哀悼の意を表するものである。
 一方、米国政府は、こうしたテロに対して、「戦争状態」を宣言し、軍事的報
復行動の準備を開始した。米国が軍事的報復を実行すれば、新たに多数の犠牲者
が生まれることは避けられず、けっして事態の根本的解決にはなり得ない。それ
ばかりか、より深い憎しみと対立、更なる報復の連鎖へつながる可能性が高い。
 よって、武蔵野市議会は、米国政府並びに日本政府を含む世界各国の政府に対
し、今回の事件の真相究明および根本的原因の解明と平和的解決のためのあらゆ
る努力を強く求めるものである。
  以上、決議する。
  平成13年9月  日
                                    
  武蔵野市議会

20 : ◯議 長(井口良美君)

◯議 長(井口良美君)  提出者の説明を求めます。
               (12番 山本ひとみ君 登壇)

21 : ◯12番(山本ひとみ君)

◯12番(山本ひとみ君)  それでは、ただいま議題となりました議員提出議
案第11号 米国で発生したテロの犠牲者に哀悼の意を表し、事態の平和的解決を
求める決議、これについて提案の趣旨説明を行いたいと思います。
 案文につきましては、お手元にお配りしておりますので、御参照をいただきた
いと思います。
 私どもがこの決議を提案する理由ということをお話しする前に、まず9月11日
にアメリカで起きましたこの事件、旅客機がビルに突入するということで、
5,000人以上とも言われる多くの犠牲者を出し、また多くの負傷者が出たという
ことに対しまして、死傷した多くの皆様、その御家族の方々に対しては、心から
の哀悼の意をあらわし、お見舞いを申し上げたいと思っております。
 そして、私どもがなぜこの決議を出したのかということに関しては、二点申し
上げたいと思います。
 1点目は、アメリカがこの事件後、直ちに戦争状態ということを宣言して、特
定の人を重要な容疑者であるということ、これはその人は反論しておりますが、
証拠も十分にあるわけではないのに特定して、今まさにアフガニスタンへの軍事
的な報復の準備をしております。このアフガニスタンに対する軍事的な報復に関
しては、私たちとしてはアメリカを友人と思うのであれば、きちんと自制を求め
るべきである。軍事的な報復はするべきでないということを言わなければならな
いと思います。報復戦争を行っても、何ら事態の根本的解決にはならない、この
世論は今、大きくなってきていると思います。
 新聞などを見ましても、例えば国連難民高等弁務官事務所のカブール事務所長
の話によると、アメリカがこのような報復攻撃を行って国境封鎖などで食糧援助
が長期間ストップすると、最悪の場合、数百万人単位で餓死者が出る危険がある
というふうにも述べています。また、今、日本政府の方は、きのうの新聞にもあ
りましたけれども、今度、招集される臨時国会で自衛隊が米軍を支援するための
新しい法案を提出するなど、7項目の方針を表明しています。小泉首相は、アメ
リカのことに関してはいち早く、その報復を支持するということを主張したわけ
ですけれども、こういう問題について、今、議会で決議する際には、はっきり述
べる必要があるというふうに考えたからです。
 もう一点は、今回のテロ事件に関しては、これはアメリカの側からは一方的な
報道はありますけれども、だれが、どのような意図でこのような事件を起こした
のかということに関しては、まだ真相の究明は十分ではないというふうに考えて
おります。ですから、事件の真相究明こそ、まず必要である、この立場に立って
います。
 そして、もう一つは、このような事件が起きた根本的な原因や背景ということ
を解明するということを国際社会としては力を入れなければならないと思いま
す。例えば、アラブの方たちやパレスチナから見れば、イスラエルこそテロ国家
なんだというふうにも考えられるでしょう。また、アメリカは広島や長崎の原爆
を投下するということを初め、20世紀の後半においてはベトナム戦争を初めとし
て、多くの国に侵略や介入支配を行って、世界の平和を大きく脅かし、自由や民
主主義を踏みにじってきたというふうに言えるのではないでしょうか。ですか
ら、アメリカの側を一方的に民主主義や国際的な正義の象徴とすることは決して
できないと思います。
 今、そのようなアメリカの報復戦争の準備を批判しない、そしてそれに対して
新規立法を含めて、日本政府が協力をどんどんしていこうとするときに、このこ
とについてはっきりとした意見を表明するということこそ、日本がやるべきこと
だというふうに考えまして、日本政府がこのアメリカの行おうとする戦争に国民
をこぞって巻き込もうとすることに大きな懸念を覚えておりますので、私たちと
してはこの決議を提案いたしました。
 日本政府に対しては、外交的な努力を初め、事態の平和的な解決を求めるとい
う行動こそ行うべきだと思います。9月27日には臨時国会が招集されますので、
平和的な解決を政府に求めていく必要性は、今、大変重要なものとなっていま
す。ぜひ、多くの皆様の御賛同をお願いしたいと思います。

22 : ◯議 長(井口良美君)

◯議 長(井口良美君)  これより質疑に入ります。

23 : ◯24番(石井一徳君)

◯24番(石井一徳君)  時間も遅いので、簡単に一点だけ、どうしても聞い
ておきたいことがありますので、お聞きいたします。
 私たちは、決議書というものにつきましては、本当にこの種の決議書について
は、やはり全会派一致で決議書を何とかつくりたいなと、このように思っており
ます。しかしながら、私たちが決議書をつくったときに、市民の党の方はまた新
たな決議書をつくるということで、それに賛同されなかったんですけれども、決
議書につきましてはいろいろな会派の方たちと相談し、そして一番いい文面をつ
くるということになります。それはなぜかというと、全会派に賛同してもらうた
めであります。ですから、市民の党に決議書を持っていったときは、一番先の決
議書でございまして、その決議書をそのまま信じて、それをそのまま本会議場
で、だから反対なんだというようなことを言ったということでございますので、
これからは必ず本会議の決議書を見ていただきたい、このように思います。
 それから、今、山本議員の決議を読みますと、本当に哀悼の意を表するとか、
戦争状態を宣言し、報復を実行すればということしかうたっておりません。お話
を聞いていても。だから、私が聞きたいのは、テロに関しては一切言っていない
わけです。テロというものがどういうものか。何せ6,000人以上の方が死んだ。
まして、民間機で貿易センターにぶつかるというような史上最悪なテロに対し
て、何一つ、テロは悪いということは言っておりません。そこで、ぜひテロにつ
いて、あなたたちはテロを容認するのか、その辺のところについてしっかりとお
聞きをしたい、このように思います。

24 : ◯12番(山本ひとみ君)

◯12番(山本ひとみ君)  テロに関してどう思っているのかという質問です
けれども、決議の文案を読んでいただければわかりますけれども、それについて
私たちの考えはここに書いてあるとおりです。容認するというふうには書いてい
ませんということは、見たらわかると思います。私たちの見解ということについ
ては、先ほど言いましたように、この事件で多くの方が亡くなった、旅客機がビ
ルに突入した、その事実はわかっておりますが、真相は解明されていないという
立場をとっていて、真相の解明をきちんとやっていただきたいというふうに思っ
ているわけです。

25 : ◯24番(石井一徳君)

◯24番(石井一徳君)  全く答えになっていないんですけれども、確かにテ
ロが行われる、そのことについて、テロ自体に対していい悪いということは一言
も載ってないんですよね。ただ、その後のことだけを言っている。テロが行われ
た犠牲者に対して哀悼の意ということは言っておりますけれども、テロ事態が悪
いということは一言も言っていない。これについて、テロについてどう思うのか
ということを聞いているんですから、お答え願いたいと思います。

26 : ◯12番(山本ひとみ君)

◯12番(山本ひとみ君)  ですから、それに関しては先ほど言ったとおりで
すので、それ以上のお答えはありません。

27 : ◯8 番(河原しゅう君)

◯8 番(河原しゅう君)  大変遺憾な御答弁なので、改めてお聞きしたいと
思います。今回のこのアメリカの同時多発テロに関しては、都道府県レベル、市
区町村レベル等々でもう既に大量の糾弾決議が発せられております。私、今、手
元に三多摩27市の幾つかを持っておりますが、このことはこれらの決議の題名に
あらわれております。例えば、八王子市議会、これはアメリカにおける同時多発
テロ行為を糾弾する決議であります。それから、日野市議会、これはアメリカ合
衆国における同時多発テロ行為を糾弾する決議であります。狛江市議会、同時多
発テロ行為を糾弾する決議であります。立川市議会、アメリカ合衆国における同
時多発テロ事件を糾弾する決議であります。清瀬市議会、テロ行為を糾弾する決
議であります。東大和市議会、テロ行為を糾弾する決議であります。調布市議
会、アメリカ合衆国で発生した同時多発テロを糾弾する決議であります。このよ
うに決議の題自体にこの同時多発テロを言語道断な国際平和と法秩序に対する挑
戦であるということで糾弾するという言葉が入っており、なおかつそれぞれの決
議文案の中にも糾弾ないしは糾弾と同等の非難をするという、同時多発テロ行為
自体に対する評価が明確にされております。
 今、御答弁がありましたが、今回、市民の党が出された決議案文には、この表
題の点からも、内容の中からも、糾弾ないしはテロの非難ということ、それに類
する言葉は文言としては記されていないと思うんですが、そういう理解は間違い
なんですかお聞きをしたい。

28 : ◯12番(山本ひとみ君)

◯12番(山本ひとみ君)  私たちが別の決議を出した、つまりアメリカ合衆
国における同時多発テロを糾弾する決議ではなく、米国で発生したテロの犠牲者
に哀悼の意を表し、事態の平和的解決を求める決議を出した理由については、先
ほど申し述べたとおりです。それについて、意見、見解は違うということはわか
りましたけれども、私としてはもう既に述べたことですので、それで御理解をい
ただきたいと思います。

29 : ◯8 番(河原しゅう君)

◯8 番(河原しゅう君)  先ほど6会派提出の決議案に対する不まじめな態
度について陳謝をしたということではありますが、私はその陳謝自体もまことに
疑わしいと、これは断ぜざるを得ないと思います。今、この提案者に対して事実
行為自体の認識、また事実の存否を聞いたことに対して、真っ当にまともに答え
ていない。まず、この糾弾という文言はないと思うんですが、どうでしょうか。
それから、この同時多発テロ行為自体に対する評価がないと。これは、そういう
理解をするのは間違いなんでしょうか。今、全然お答えに、私は先ほどの議員の
質疑に対しても同じなんですが、されていないと思うんで、私はこれは提案者と
しては見解の相違とか意見の違いとか、そういう問題じゃなくて、聞かれたこと
に答えないということで、まことに不まじめな提案態度だと思うんですが、その
ことも含めて何か釈明があったらお聞かせいただきたい。

30 : ◯12番(山本ひとみ君)

◯12番(山本ひとみ君)  私は、提案理由の説明でお話ししましたので、そ
れをお聞きになっていただいたというふうに思いますから、同じことはあえて答
えなかったわけですけれども、同じことになりますが、もう一度繰り返します
と、今回のテロ事件に関しては、これはだれがどのような意図でこういう事件を
起こしたのか。アメリカの側からは一方的な報道はあります。しかし、それは情
報公開が十分徹底されているとも言えませんし、さまざまなマスコミの質問に対
しても、アメリカ当局がきちんとすべての質問に答えているわけではないという
状況ですので、この事件の真相の究明が十分ではないというふうに考えていると
いうことです。

31 : ◯8 番(河原しゅう君)

◯8 番(河原しゅう君)  今、問題になっているのは、テロ行為がだれによ
って行われたかなんていうことではないんですね。テロ行為が行われた事実、ま
ずこれをお聞きしたいんですが、否定するということではないはずですね。そう
いう前提認識に立って、この市民の党の皆さんの決議案も出されたと思うんです
が、この事実は認識されていると。その事実に対して、どういう評価をされてい
るかということが書かれているのか、書かれていないのか。私どもは書かれてい
ないと認識しているんですが、その認識は間違いなんですか、どうなんですか。

33 : ◯1 番(松本清治君)

◯1 番(松本清治君)  どうしても我慢ができませんでしたので、質問させ
ていただきます。今回のテロ行為というのは、あれだけの命が失われているんで
す。または、失われることが確認されそうなんです。何であの手法をしなければ
ならなかったのか、何でああいう手法をしたのか。私は、もしアメリカに対して
何か文句を言うんだったら、また平和的解決ということを言うんだったらば、大
統領に対して、大統領1人に対してしっかりと政治的に物事を進めればいいじゃ
ないですか、やればいいじゃないですか。手法は説明しませんけども、大統領に
対してやればいいじゃないですか。あれだけの多くの方の命を失わせたという、
こういう行為について、今回のこの書面にも、そしてじっくり先ほどの提案説明
を聞かせていただきましたけども、そのことに触れておられなかった。こういう
向こうの、今回テロを起こした手法についてどう思われるのか、これを御答弁お
願いいたします。

32 : ◯12番(山本ひとみ君)

◯12番(山本ひとみ君)  決議に関して、何を書いているかということは、
読んでいただければ、短い文章ですからおわかりいただけると思います。あの事
件によって多くの人命が失われたことに関しては、私は非常に悲しむべき出来事
だと思っております。そして、事態の真相がどういうものであったのかにかかわ
らず、もちろん被害者の方に対してお見舞い申し上げるし、救援の必要があると
いうふうにも思っています。

35 : ◯1 番(松本清治君)

◯1 番(松本清治君)  つまり、今回こういう事態を起こしたということを
どうとらえているのかということですよ。いいですか。武蔵野市で言えば、市長
が責任者です。そして、アメリカには大統領がいて、こういう政治的な解決とい
うことを言うなら、まずそういうことをあれだけの方を殺したという行為につい
て、それをどういうふうに考えておられるのか。わかりませんかね。単純に、こ
の行為について、この事実について、どういうふうにとらえているのか。平和的
解決という前に、平和的なそういうふうな手法をとればいいのに、こういう行為
の中で、それに触れないというのは私は大問題だと思いますよ。順序が違います
よ。

36 : ◯12番(山本ひとみ君)

◯12番(山本ひとみ君)  今おっしゃった見解と私どもの見解が残念ながら
違っておりますので、違った決議を出したわけです。この決議では、テロがすば
らしいだとか、ああいう行為を称賛するということを一行も書いていないのは、
皆さんお読みになったとおりだと思います。多くの人命が失われたということに
関して、これを喜ぶ人はもちろんいないわけでございますので、これに関して
は、私が答えたことに関して、見解が違うということはわかりますけれども、そ
のように御理解いただきたいと思います。

37 : ◯19番(本間まさよ君)

◯19番(本間まさよ君)  先ほど可決いたしました決議というのは、アメリ
カ合衆国における同時多発テロ事件を糾弾する決議で、中身もテロ事件に対して
の糾弾をしているわけです。そのことに関して、今、提案された山本さんを初
め、会派の皆さんは反対をされました。今回、市民の党の方々が提案されました
決議の中身には、テロ事件に対する糾弾という言葉もなければ、それに類するも
のもないわけですね。このことについて、なぜここでないのかということをお伺
いをしているわけです。このことは、糾弾する考え方はないということがあるか
ら、この決議には書かなかったということに、普通であれば考えられるわけで
す。本来であれば、普通に考えれば、先ほどの決議について賛成はするけれど
も、中身が十分でないので、もう少し自分たちの考え方を言いたいということで
討論をするとか、もう少し自分たちの考えを主張するという意味で、新しい決議
が出るということはあるかもしれません。しかし、今回の二つの決議というのを
見比べますと、ここに一番違いがあるというのは、テロ事件に対する糾弾がない
ということなんです。そのことに対して、山本ひとみ議員を初め、提案されてい
る方は、糾弾については全然考えていらっしゃらないのかということを何度もほ
かの方も含めて伺っていますので、明らかにしていただきたいというように思っ
ています。

38 : ◯12番(山本ひとみ君)

◯12番(山本ひとみ君)  私が何度もお答えしていることについて、多くの
ここにいらっしゃる議員の皆さんと見解や力点の違いというのがあるということ
は、私は理解をしております。糾弾をする決議に賛成できなかったということに
関しては、これに賛成できない理由を申し述べました。ですから、私たちとして
は、今、アメリカが起こそうとしている戦争に反対するということが非常に大事
なことであって、それに日本政府が協力しないということを強く求めていくこと
が迫られた課題であるというふうに考えているわけで、テロ行為を糾弾をすると
いうことについて決議の形で述べるということについては、私たちとしてはこの
決議の中で入れる必要がないと思ったから入れなかったわけです。そういうこと
です。

39 : ◯19番(本間まさよ君)

◯19番(本間まさよ君)  今、山本ひとみ議員から大変重要な発言が最後に
あったというように思います。なぜテロ事件に対する糾弾決議に反対されたのか
ということが、結局、今の御答弁で決議の中で糾弾する必要がないということ
が、あなたの発言の中ではっきりいたしました。
 私は、先ほど糾弾決議に対する賛成討論をいたしましたけれど、その中で平和
的解決、軍事力を行使せずに平和的に解決すべきだということで態度表明をさせ
ていただきましたので、この山本ひとみさんを初めとした市民の党の皆さんが出
された決議というのは、テロ事件に対する糾弾のない決議だということで、大変
大きな問題のある決議だということを感想として述べさせていただいて、終わり
にいたします。

以上で引用終わり。

この最後の「本間まさよ」の媛の御言葉、「軍事力を行使せずに平和的に解決すべきだ」は、この媛が「賛成討論をいたしました」以下の決議の文章の中には、その片鱗も転がっていないのである。むしろ、この媛が「テロ事件に対する糾弾がないということ」のみを根拠として言い掛かりを付けている市民の党提案の決議の方に、その表題として、「米国で発生したテロの犠牲者に哀悼の意を表し、事態の平和的解決を求める決議」と明記されているし、本文も、「平和的解決のためのあらゆる努力を強く求めるものである」と結ばれているのである。

 以下、比較のために、河原しゅうの彦が「6会派提出の決議案」といかにも「多数派」ぶって騙る決議の方をも再録する。

議員提出議案第9号
アメリカ合衆国における同時多発テロ事件を糾弾する決議
上記の議案を提出する。
平成13年9月21日
提出者
14番 田中節男 [自民クラブ・議会運営委員会委員長]
1番 松本清治 [無会派(民主党)]
8番 河原しゆう [共産党]
17番 たき美世子 [社会民主党・市民会議(社会民主党)]
27番 寺山光一郎 [市民クラブ]
29番 赤松清 [市議会公明党(公明党)]
30香 水野学 [21民主]
武蔵野市議会議長 井口良美殿
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
アメリカ合衆国における同時多発テロ事件を糾弾する決議

 9月l l日、アメリカ合衆国ニューヨーク州にある世界貿易センタービルやワシントンにある国防総省が、民間旅客機を奪い乗員乗客ともども自爆するという史上最悪の大規模なテロに見舞われた。その死傷者は米国人はもとより、日本人を含む世界数十カ国の国民に及ぴ、その被害は数千人とも言われ、全世界に強い衝撃を与えた。これは人類史上まれにみる重大な犯罪行為である。人命を全く無視したこの非人道的行為は民主主義、国際社会への挑戦であり、断じて許すことはできない。

 武蔵野市議会はこの事件に巻き込まれた多数の犠牲者及ぴご家族の皆様に深甚なる哀悼の意を表すものである。同時にこのようなテロ行為の根絶を強く願うとともに、各国が冷静な対応と被害者救援のためのあらゆる支援を行うことを求めるものである。

 以上、決議する。

平成13年9月 日

武蔵野市議会

 以上。

************************************

木村愛二:国際電網空間総合雑誌『憎まれ愚痴』編集長
ある時は自称"嘘発見"名探偵。ある時は年齢別世界記録を目指す生涯水泳選手。
E-mail:altmedka@jca.apc.org
URL:http://www.jca.apc.org/~altmedka/
altmedka:Alternative Medium by KIMURA Aiji
Big big name, ah, ah, ah........

************************************

フォローアップ:



  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。