地中まで追いかける「ラディン必殺爆弾」〜驚異的な命中精度(ZAKZAK)

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投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 20 日 18:35:59:

ラディン一派壊滅に自信を強める米軍はアフガン南部周辺の山岳地帯に特殊部隊を投入する一方、空からは洞くつ内にあるラディンの拠点に限定的な爆撃を激化させている。洞くつ攻撃には、湾岸戦争時にも使用されたタイプの「バンカーバスター」(地中貫通爆弾)が使われているとされるが、今回の作戦では、この爆弾より精度が高いステルス爆撃機専用の新型が使われている可能性が高いことがわかった。
米軍は、ラディンの潜伏先をアフガン南部の山岳地帯約78平方メートルに絞り込み、捕縛か暗殺に向けた追い込み作業に全力を挙げている。
地上では特殊部隊がラディンの背中を追い、空では一派の地下拠点などにピンポイント攻撃を仕掛け、ラディン包囲網を着々と狭めている模様だ。
こうした洞くつへの爆撃には、地中深く貫通し、爆発する「バンカーバスター」が使われている。ラムズフェルド米国防長官も使用を認めており、「GBU−28」というタイプが主だといわれてきた。
しかし、専門誌「軍事研究」編集部の大久保義信氏は、「このタイプは全長が長いため、F15Eストライクイーグル専用。しかしF15Eはアフガンに投入されていないため、使われていないはずだ」という。
代わりに、「B2ステルス爆撃機専用の『GAM』というタイプが実戦で初めて用いられているとみられる」というのだ。
GAMには地中貫通型(GBU−37)と通常型(GBU−36)の2通りあるが、どちらもGPSにより誘導。GPS誘導はレーザー誘導のように雲や雨など天候の影響を受けないため、レーザー誘導のGBU−28より精度が高い。
しかも、同じGPS誘導の通常爆弾の最新型「JDAM」と比較しても、「試作品的に製作したもので、かなりいい部品を使っており、より命中精度が高い」(米軍筋)とされる。
命中精度をあらわす「半数必中界」は6メートルで、JDAMの約1.5倍だというから驚異的な命中精度。
爆弾の威力は、地中約30メートル、コンクリートなら約6メートルまで貫通可能だ。信管によっては建物の何階に到達したかを感知して指定した階数で爆発させることも可能という。
目標上空では約6000−1万メートルから投下。特に8000メートル以上のから投下した場合、落下速度は音速に近くなる。地面には60−90度の急角度で落下し、洞くつ基地のラディンが潜む部屋を狙い撃ちできるのだ。
ただ、カンダハル郊外にあるとされるラディンの隠れ家は地下47メートルと伝えられ、現在のGAMでは届かない。他にも深い洞くつはいくつもあり、ラディンも深い洞くつを転々としているとみられる。
実際、より深くまで届き、威力も強い3.2トン級のGAMが以前から計画され、設計図はすでにあると軍事関係者の間でささやかれている。
もともと、GBU−28は湾岸戦争時にイラク軍の地下司令部を攻撃するため、開戦後、急きょ203ミリ砲の砲身を流用し、短期間で実用化したという“実績”がある。
つまり、今回の作戦でも突貫作業で新型を作り上げ投入している可能性は十分ありそうなのだ。

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