タリバン本拠地死守の構え 撤退の兆候見られず

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投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 11 月 18 日 18:34:28:

回答先: Re: タリバン掃討、CIAが陰の主役・米紙報道 共同配信のカット部分 投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 11 月 18 日 18:31:50:

11/18 16:25 タリバン本拠地死守の構え 撤退の兆候見られず 明 外信43

 【クエッタ(パキスタン西部)18日共同=田辺宏】アフガニス
タン南部の本拠地カンダハルや北部の一部などを実効支配するだけ
に追い詰められたタリバン政権は十八日現在、カンダハルなど南部
四州を死守して政権を堅持する姿勢を崩していない。      
 アフガン・イスラム通信は十六日に、タリバンが十七日夜(日本
時間十八日未明)までにカンダハルを放棄して退却すると報じたが
、期限を過ぎても最高指導者オマル師が率いるタリバン軍は撤退し
なかった。                         
 タリバン崩壊後の新政権で一定の地位を確保する狙いから、南部
を地盤とするパシュトゥン人の地域有力者らはこうした状況に危機
感を抱いており、ザヒル・シャー元国王派のパシュトゥン人部族長
らの代表団と、タリバン軍のバシル最高司令官ら指導部とのカンダ
ハル明け渡しなどに関する交渉が、十八日も続いているもようだ。
 代表団は、早ければ同日にも何らかの合意に達する可能性がある
としている。しかし、タリバン側は、オマル師が名目上、最高指導
者の地位を退くことでは妥協の用意を示しているものの、実質的な
支配権に固執しているとみられ、事態は予断を許さない。    
 十七日夜にカンダハルからパキスタンに再入国したタリバンのザ
イーフ駐パキスタン大使は同日、交渉の行方について「部族長らが
(反タリバン勢力の)北部同盟や米国とは無関係と証明できるなら
ば、共同で政権を担うことを検討すべきだ」と述べ、譲歩したとし
てもタリバンが政権の一角にとどまることが条件との姿勢を示した
。                             
(了)  011118 1624              
[2001-11-18-16:25]

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