投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 18 日 17:50:36:
十八日付の米紙ワシントン・ポスト(電子版)は、複数の米空軍当局者の話として、アフガニスタンでの空爆開始以来、米軍が十回前後もタリバン政権とウサマ・ビンラーディン氏のテロ組織アルカーイダの最高幹部らに肉薄しながら、攻撃許可が遅れたため逃がしていたと伝えた。
当局者らは、許可が出るまでの手続きが煩雑なことと、民間人の犠牲者が出ることを恐れる中東軍司令部の慎重姿勢が原因と指摘している。
空爆作戦に詳しい空軍幹部は同紙に「われわれは何人かの大物を手中にしていたのに、攻撃許可が出るのが遅すぎた」と話している。
ある空軍大将はラムズフェルド国防長官とその側近らが作戦の細部にかかわり過ぎると非難した。
今月初めに人事異動で交代するまで空爆を指揮してきたワルド空軍中将は攻撃許可の遅れについて何度もフランクス中東軍司令官に直接不満を伝えたが、何の回答もなかったと同紙は伝えている。(共同)