投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 18 日 12:27:51:
【ロンドン18日=共同】
18日付の英紙サンデー・タイムズは英国防省筋の話として、米英軍がウサマ・ビンラーディン氏の隠れている場所をアフガニスタン南部の山岳地帯とほぼ特定し、約78平方キロの地域を特殊部隊が捜索する作戦を展開していると伝えた。
同紙によると、同氏がパキスタンに逃亡するのを防ぐために、この特定された地域から南に抜けるルートを中心に、特殊部隊員をヘリコプターで投入した。
同日付の英紙サンデー・テレグラフも、英国防当局者の話として、この2日間で情報収集活動が飛躍的に効果を挙げ、同氏の拘束または殺害が「数日内」で可能になってきたと報じた。
サンデー・タイムズによると、特殊部隊は逃走経路を封じるため10日前からカンダハル近くに入り、小規模の戦闘を重ねながら、丘の上に監視所を作った。これがタリバンへの心理的な圧力になったという。
フーン英国防相は「彼(ビンラーディン氏)の行動範囲はごく限られている」と述べ、英情報筋も「あまり遠くへ移動できていないとみている。こういう見方をする理由はいろいろあるが、自信がある」と語った。
テレグラフによると国防相は「われわれが彼を見つけることもあり得るが地元指導者らが捕まえる可能性の方が大きい」と述べた。