投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 29 日 21:06:46:
10/29 17:03 前大統領の暗殺を懸念 米当局、パキスタン訪問で 外信57
【ニューヨーク29日共同】二十九日付の米紙ニューヨーク・タ
イムズは、昨年三月クリントン大統領(当時)がパキスタンを訪問
した際に、同国の情報機関、三軍統合情報部(ISI)による暗殺
を懸念した警護担当のシークレットサービスが猛烈に反対していた
と報じた。
米政府当局者らによると、ISIはウサマ・ビンラディン氏のテ
ロ組織アルカイダと長期間関係を保っており、アルカイダがISI
から訪問日程を聞き出し、専用機を撃墜する可能性があると心配し
たという。
結局、大統領自身がパキスタン訪問を決断したが、自らはひそか
に小型機に乗り込み、大統領専用機エアフォース・ワンを「おとり
」に飛ばしたとしている。
同紙によると、ISIはビンラディン氏とアフガニスタンのタリ
バン政権が関係を深めるのを傍観してきたほか、パキスタンと敵対
するインドに対するテロ活動のために工作員をアフガン内のアルカ
イダの拠点で訓練してきたという。
(了) 011029 1703
[2001-10-29-17:03]