「広告屋」のおばさんの浅知恵かな ローラ・ブッシュがラジオ演説

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投稿者 あっしら 日時 2001 年 11 月 18 日 02:15:43:

最初にまずおことわりを。タイトルの表現は悪逆非道のブッシュ政権に協力する者への侮蔑意識の現われであり、なんら一般的な職業および性に対する揶揄や偏見ではありません。(笑)

この週末、恒例の大統領ラジオ演説が、大統領に代わってその夫人ローラ・ブッシュによって行われたと日米のニュース番組が誇らしげに報じていた。
内容は「タリバンの女性及び子供に対する抑圧非難と抑圧からの解放が今回の戦争の目的であり、それが実際にも達成されつつある」というもので、このような大統領夫人による大統領ラジオ演説は歴史上初めてだとのこと。

一人のアメリカ国民でしかないローラ・ブッシュが、どういう権限を根拠に、合衆国大統領になり代わって広く国民に対するラジオ演説ができるのか訊きたい。

ブッシュ家はアメリカ王室になったのだろうか。

外交的儀典の場などで慣例的に元首の配偶者が同席することはあっても、配偶者が大統領に代わって直接の政治活動を行うというのは権力の簒奪とも言える行為である。

もちろん、大統領夫人ローラ・ブッシュがどこかで同じ演説を行い、それをテレビ局やラジオ局が取材し、報道する価値があると判断して放送することについては問題としない。

補佐官?アドバイザイー?か何かに新たに任命された広告業界出身の女性の浅知恵ではないかと推測するが、とんでもない違法行為を提案したものである。また、それを「グッドアイデア」とばかりに喜び飛びついた政権上層部の破廉恥さには驚くばかりである。(今さらだけど)

ブッシュ大統領は、このラジオ演説によって、たぶん愛しているのだろうと思われる夫人を、「戦争犯罪者」や「攻撃の標的」にする恐れがあることをちゃんとわかっているのだろうか?
そんなことは露ほども考えなかったとしたらやっぱりあんたはアホであり、わかっていたとしたらあんたは恐ろしい男である。
憎悪と怒りそして復讐心は、大統領の任期終了と共に消えるものではない。

アメリカ国民も、いつまでも復讐心の高揚のなかに漂い続けるのではなく、本当の復讐の相手は誰なのかを知る権利と義務があることをもう一度冷静に考え直さなければならない。
そうすれば、今回のラジオ演説が民主主義・法治主義にとってどれだけ危険なものかもわかるはずだ。



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