投稿者 噂の感想 日時 2001 年 11 月 17 日 22:51:07:
ラマダン初日のモスク誤爆と アフガン空爆の米機
2001.11.17
Web posted at: 5:48 PM JST (0848 GMT)
ワシントン(CNN) 対アフガニスタン軍事作戦を担当する米中東軍司令部は16日、アフガニスタン東部ホースト付近で空爆作戦に従事していた空軍機2機が同日、イスラム寺院(モスク)を誤って爆撃したと発表した。爆弾の誘導システムの不具合発生が原因とされる。モスクが被った損害程度、死傷者の有無などは不明となっている。
アフガニスタンでは16日から、イスラム教徒の神聖な行事とされるラマダン(断食月)に入っており、今回の誤爆が同国内の教徒の反発を煽ることも予想される。
中東軍司令部の当局者によると、ホーストではイスラム原理主義者ウサマ・ビンラディン氏が率いる組織「アルカイダ」関連の施設を狙い撃ちにした爆撃が実施され、計3発のレーザー誘導型爆弾を投下。2発は目標に命中したものの、残る1発でシステム誤作動が発生して異なる地点で爆発、その影響でモスクに被害があったとしている。
一方、アフガニスタン北東部クンドーズ市近辺の戦線では同日、戦車60台などを動員したタリバン軍と北部同盟軍の交戦が続いた。戦況の行方は不明だが、北部同盟軍の幹部は、タリバン軍に加わっているパキスタン、チェチェン、アラブの義勇兵が武器を捨てて投降するなら、空路でパキスタンなどへの逃亡の便宜を図ると呼び掛けていることを明らかにした。義勇兵がこれに応じているかどうかは不明となっている。
北部同盟がクンドーズ市を制圧した場合、隣国のタジキスタンからの陸路の補給ルートを確保することになる。