投稿者 木村愛二 日時 2001 年 11 月 17 日 19:16:37:
回答先: Re: カンダハル明け渡しをタリバン政権外務省が否定 投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 11 月 17 日 17:54:18:
『日本経済新聞』(2001.11.17.夕) も一面トップで「タリバン/カンダハル撤退決定/オマル師指示/現地通信報道/政権完全崩壊へ」との見出し。早速、読者応答室に電話し、以下の主旨で抗議を伝えておいた。
「おととい、毎日が『崩壊』の見出しを付けていたから、『勝てば官軍、負ければ賊軍の卑しい根性』と批判した。本文を見れば『ゲリラ戦を続けるとみられる』になっているのだから、崩壊はしていない。『亡命政権』という表現もあって、ロンドンのド・ゴール政権を英米は支援した。国内に現存しているのに『崩壊』と表現するのはダブルスタンダード」
私の予測は、すでに「10年戦争計画」の報道を紹介したように、いわゆる「非対称戦争」と称して、多国籍を名乗る基本的には米軍の長期駐留場所を確保し、ゲリラを「封じ込める」石油資源地帯確保戦略と睨む。駐留場所の条件は、日本では昭和天皇が自分の地位を守るために、マッカーサーの沖縄を25年から50年占領してくれと頼み、それが続いているように、米軍がいないと地位が保てない「王様」の傀儡政権を作ることである。中東は、この手のCIA謀略の血の歴史に塗れており、サウジも典型、アフガンでも「元国王」が物欲しげに、うろうろしている。
ああ、21世紀は、デモクラシーならぬデマゴギーの「民主主義」を守る王様の傀儡政権花盛りの時代なのだ!