投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 11 月 16 日 21:24:58:
11/16 08:47 比が米ヘリなど購入へ 対テロ戦を本格化 外信43
【ワシントン15日共同】レイエス・フィリピン国防相はワシン
トンで十五日、米シンクタンク主催の討論会に出席し、二十日に予
定されている米・フィリピン首脳会談で、アロヨ・フィリピン大統
領がイスラム原理主義勢力アブ・サヤフの掃討作戦を一層強化する
ため、米政府に攻撃ヘリコプターや輸送機などを購入する方針を伝
えることを明らかにした。
両国はアブ・サヤフをウサマ・ビンラディン氏とつながりのある
国際テロ・グループの一翼と断定。その壊滅はアロヨ政権の最重要
課題となっており、ブッシュ大統領は「アフガニスタンでの戦闘後
も世界のテロ根絶を目指し戦う」と明言している。
国防相によると、首脳会談でアロヨ大統領は対戦車ヘリAH1「
コブラ」や輸送機C130などの供与を求めるほか、空・海軍基地
の一部を米軍や近隣国の軍用機、艦船の修理施設として運用する共
同事業の開始を働き掛ける。
一九九一年のフィリピン上院決議を受け、在留米軍は完全撤退し
たが、今月前半にブレア米太平洋軍司令官が対アブ・サヤフの戦闘
視察に訪れるなど、対テロを軸に協力復活の動きが目立っている。
(了) 011116 0846
[2001-11-16-08:47]