投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 11 月 16 日 21:22:51:
11/16 08:09 米、多国籍軍に参加せず アルカイダ掃討に集中 外信23
【ワシントン15日共同】ラムズフェルド米国防長官は十五日の
記者会見で、国連安全保障理事会がアフガニスタンへの多国籍軍派
遣を事実上承認する決議を採択したことに関し、米国は多国籍軍に
参加しない方針を表明した。
米軍主体のアフガンへの激しい空爆や相次いだ誤爆で、市民には
反米感情も根強いとされ、タリバン政権崩壊後の治安維持を中心と
する任務への参加は適当でないと判断したもようだ。
国防長官は、米中枢同時テロの最重要容疑者ウサマ・ビンラディ
ン氏の身柄確保やテロ組織アルカイダの掃討作戦に兵力を集中させ
る方針を強調。同時に、空港の補修などを通じて、人道支援を含む
多国籍軍の活動を間接的に支援する意向を示した。
多国籍軍への部隊派遣をめぐっては既に、英国とフランスが地上
部隊の派遣計画を表明したほか、カナダやトルコ、インドネシアな
どが参加を検討しているという。首都カブールや北部の要衝マザリ
シャリフを中心に治安維持や人道支援に従事するとみられる。
(了) 011116 0808
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