投稿者 ドメル将軍 日時 2001 年 11 月 15 日 21:10:11:
回答先: ビン・ラディンの声明文(9/28) 全訳 投稿者 ドメル将軍 日時 2001 年 11 月 13 日 21:19:50:
「ウサーマ・ビン・ラーディン その思想と半生」石野肇(元外務省専門調査員)著 にこの事件後初の声明文が引用されておりましたが、当然の如くごく一部の引用でした。
アル・カイーダの資金凍結・マスメディアの効果、パキスタンへの聖戦参加要請の件だけが引用されていました。
この声明文で最も重要な前半部分には全く触れずじまい。
ラディン氏の「聖戦思想」を風化させることが「唯一の解決手段」という著作ですから当然と言えば当然ですが、前半のテロ関与を否定した部分を「引用の価値のないただの言い訳」とでも見なして切り捨てるんなら「引用なんかするな」と思ってしまいます。
これでは「ラディン氏がテロ関与を否定したこと」自体を隠してしまうと思うのですが・・
それにしても私のド素人訳が恥ずかしいやら情けないやらで、この本を参考に修正いたします。
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>オサマ: 事実、西洋のメディアは何もあとにも残さない。そこには、長期間生き残るため主題以外に如何なる主題もない。
→オサマ:実際、西欧メディアにはネタがないのだ。長続きするテーマを他にもってないのだ。
>あなたは、戦争中の国家の業績(それは恐れと無力に苦しむ)とは何であるかを理解することができます。
→戦時中、恐怖と無力感にさいなまれた国民の振る舞いがどのようになるかはご承知の通りだ。
>アメリカ合衆国が何を言おうと、団結した世界さえ彼らの方針を変えさせることは出来ない
→アメリカに言わせてもらうが、・・・・・
>彼等は彼等の手中にラインがあることも知っている。
これらはまさに西洋の会計システムの欠陥である。そしてそれらは西洋の会計システムにとって罠になる。そしてこのシステムは多くの日の経過を以ってしても回復しえない。
→彼等は彼等の何が出来るかも知っている。
これらはまさに西洋の会計システムの欠陥である。そしてそれらは西洋の会計システムそのものを陥れる罠になりつつある。このシステムはかくも長い年月を経てきたのにもかかわらず、回復することが出来中なかったのだ。