投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 29 日 20:55:32:
10/28 23:35 比で爆弾テロ、11人死亡 イスラム過激派の犯行か 外信81
【マニラ28日共同】フィリピン国家警察によると、二十八日午
後八時(日本時間同九時)ごろ、同国南部ミンダナオ島サンボアン
ガで爆弾二個が爆発、少なくとも十一人が死亡、二十六人が負傷し
たもよう。国家警察はイスラム原理主義過激派アブ・サヤフの犯行
とみている。爆発は同市内の診療所と、近くの商店街の二カ所で起
きた。
二十八日早朝からアブ・サヤフ掃討作戦支援のため、米軍顧問団
約二十人がサンボアンガの軍南部方面司令部から戦闘現場のバシラ
ン島入りしており、これに対する過激派側の陽動作戦とみられる。
アブ・サヤフはゲリラ兵士をアフガニスタンで訓練するなど、米
政府が中枢同時テロの主要容疑者とするウサマ・ビンラディン氏と
のつながりが指摘されており、勢力は約八百五十人。現在、米国人
宣教師夫妻を含む十人を人質にしており、軍が攻撃をやめないと米
国人人質を殺害すると脅迫している。
サンボアンガでは今月八日にも、死傷者はなかったが、アブ・サ
ヤフが仕掛けたとみられる爆弾がビジネスホテル三軒で爆発した。
(了) 011028 2334
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