投稿者 えーてる 日時 2001 年 11 月 15 日 11:48:25:
[ニューヨーク 14日 ロイター] 米ニューヨークで墜落したアメリカン航空機について、米運輸安全委員会(NTSB)の調査官らは、墜落原因の究明に向け、墜落機の垂直尾翼と方向舵を調べる一方、激しく損傷したフライトレコーダーの解析を進めている。
調査は迅速に進んでいるが、調査官らによると、13日にワシントンで行われた作業ではデータ解析ができず、フロリダ州にある同レコーダーの製造元であらためて作業が行われる。
また、墜落原因としては当初、エンジンの故障または爆発が疑われていたが、これまでの調査で垂直尾翼が脱落した原因に焦点が当てられ、墜落機の2分半前に離陸した日本航空のジャンボ機による後方乱流との関連についても、ボイスレコーダーやレーダー航跡図の記録を照合しながら調査が進められている。
NTSBのブラック調査官によると、脱落した垂直尾翼のこれまでの調査では、腐食は認められなかった。今後は、専門家が金属などの原材料を調査する方針。