投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 11 月 14 日 18:53:08:
回答先: タリバン支配「20%未満」 東部4州、反タリバン民兵が奪取 投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 11 月 14 日 18:50:23:
11/14 16:32 中部などの2州からも撤退 地元反タリバン勢力が支 外信98
【イスラマバード14日共同】アフガン・イスラム通信(AIP
)によると、アフガニスタンのタリバン軍は十四日午前、中部のウ
ルズガン州と東部のロガール州からも撤退した。両州とも地元の反
タリバン勢力の支配下となった。
十三日に首都カブールを制圧した北部同盟は、タジク人らの少数
派で構成されていることなどから、タリバン本拠地のカンダハルへ
の本格的な進軍は行っていないもよう。多数派パシュトゥン人の反
タリバン勢力に決起させることでタリバン支配を内部崩壊させる作
戦とみられる。
ロイター通信によると、北部同盟のカヌニ内相は十四日、ロガー
ル州以外の東部三州でも住民決起でタリバン支配が崩壊したと述べ
たが、タリバン側は確認していない。
AIPによると、ウルズガン州のタリバン軍は南部のカンダハル
州へ撤退した。カンダハル州は反タリバン勢力の攻撃対象となり、
タリバン軍は窮地に立っている。
ロガール州のタリバン軍は東部のパクティア州に逃走。ロガール
州はパシュトゥン人主体の原理主義勢力ヘクマティアル派の影響下
にある司令官が実権を握ったという。
ウルズガン州はタリバンの最高指導者オマル師の生誕地のため、
これまでは反タリバン勢力の動きはなかったが、元国王派のハミド
・カルザイ氏らがタリバン崩壊後の政権づくりに向け、活発な運動
を繰り広げていた。
(了) 011114 1631
[2001-11-14-16:32]