投稿者 木村愛二 日時 2001 年 11 月 14 日 18:03:15:
回答先: 北部同盟に勝たせ過ぎの米英連合が次に狙うもの 投稿者 あっしら 日時 2001 年 11 月 14 日 17:37:21:
日経朝刊では、イスラマバード発、高橋一文記者が、「タリバンが目立った抵抗をしなかったのは防御が難しい都市部から意図的に撤退し、兵力や装備を温存して山岳部でのゲリラ戦に備えている可能性がある。1979年以降の対旧ソ連戦では、主要都市に拘泥することなく山岳ゲリラ戦を展開。結果として、攻撃の決め手を欠く旧ソ連軍は疲弊し、アフガンからの撤退を余儀なくされた」と書いています。
私はすでに、第一報に接して直後、ゲリラの発祥のスペイン語からはじまる一応の見解を述べましたが、以上のタリバンの戦法は、「可能性」ではなくて、「絶対」に、それ以外にはありえない戦法であると断言します。これから補給線へのゲリラ攻撃が始まり、北部同盟軍は寸断されるでしょう。
むしろ、アメリカからの軍需物資をしこたま受けた寄せ集め集団の北部同盟は、自ら、袋の鼠となる罠に飛び込む愚を犯したのです。日本軍も中国で同じ愚を犯しました。「討伐軍」のトラックは常に血みどろの日本兵の死体を乗せて都市部に戻ってきたのだそうです。