投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 13 日 12:01:50:
【イスラマバード12日=大内佐紀】
国連のバンカー報道官は12日、イスラマバードで記者会見し、アフガニスタンの反タリバン勢力「北部同盟」が制圧したマザリシャリフで、処刑や略奪などが始まった恐れがあることを明らかにした。
国連が現地スタッフや民間活動団体から得た情報によると、10日以降、マザリシャリフでは裁判を経ない即決処刑や銃撃戦、誘拐が横行し、治安が極めて悪化しているという。
また、世界食糧計画(WFP)の報道官によると、10日から11日にかけ、WFPの倉庫に貯蔵していたアフガン避難民向けの小麦や食用油など食料89トンがすべて略奪された。
いずれの報道官もだれが処刑や略奪を行ったかについては、「情報が錯そうしており、断定できない」と述べ、「北部同盟」を名指しすることは避けた。