投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 12 日 22:34:29:
12日付の米紙ニューヨーク・タイムズとAP通信は、空爆開始から1カ月のアフガニスタン攻撃で米軍が既に10億ドル(約1200億円)以上を支出、特殊部隊増派などで今後さらに戦費が急増する見通しだと報じた。
同紙は、議会の一部は約600億ドルかかった湾岸戦争のように同盟国に負担を求める可能性を指摘し始めているとしており、日本も経費分担を求められる可能性がある。
議会と政府当局者の試算などを基にした同紙報道によると、戦費は長期化や地上戦を含む軍事行動の拡大で月10億ドルペースより急増することが確実視されている。その上、約5万5000人の予備役を米本土防衛に充てることで生じる人件費も月2億ドルに達する。
このため国防総省は議会に対し内密に、来年1月までだけで人件費、燃料費など計38億ドルかかる見込みだと伝えているという。
さらに地上の軍事行動に投入される特殊部隊の規模が急拡大することが予想されており、その場合は関連する航空機の出費なども急増する見込みだ。
議会は既に米同時多発テロに伴う緊急支出予算400億ドルをブッシュ政権に認めており、政府はこの半分を臨時の軍事支出に充てる計画だが、戦いが長期化した場合には不足する懸念が生まれているという。
(ワシントン共同)