投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 12 日 16:50:32:
【ワシントン11日=共同】
米国のラムズフェルド国防長官は11日、CBSテレビとのインタビューで、アフガニスタンのタリバン政権とテロ組織アルカーイダとの間に「内紛の兆候がある」と指摘、空爆や資産凍結などの戦略がウサマ・ビンラーディン氏を圧迫していると強調した。
長官は「戦闘指揮や兵員配置、補給などをめぐり(タリバン最高指導者の)オマル師の側近とビンラーディン・グループが対立しているもようだ」と述べた。
長官はまた「(アルカーイダが)核兵器を持っているとは思えないが、化学・生物兵器を所有しているとの推定は合理性がある」とし「関連施設の幾つかを既に空爆した」と述べた。同日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、米国政府が化学・生物兵器の開発施設を特定したが、まだ攻撃していないと報じていた。
長官は「施設が全部で何カ所あるかは分からないが、情報があれば、今後もしかるべき措置を取る」とし、開発施設の発見と破壊を続ける方針を示した。