投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 11 月 11 日 20:51:04:
11/11 08:02 北部同盟に人権擁護を要請 アフガン準備会合が声明 外信08
【ニューヨーク10日共同】アフガニスタン復興の枠組みなどを
協議する同国周辺六カ国と米国、ロシアの八カ国外相会合(6プラ
ス2)の準備会合が十日、国連本部で開かれ、要衝マザリシャリフ
を制圧した北部同盟に対し、制圧地域での人権擁護などを要請する
声明を発表した。
会合にはブラヒミ・アフガン担当事務総長特別代表も出席。声明
は北部同盟によるタリバン側兵士に対する処刑などは行われていな
いとの報告を歓迎。その上で八カ国は「紛争当事者に対して、国際
人道法の原則を完全履行することを促す」と表明し、人道支援の国
際スタッフのマザリシャリフ入りに向けた環境整備を求めている。
ブラヒミ特別代表によると、この日は十二日に予定される「6プ
ラス2」で発表する共同宣言案の文案について突っ込んだやりとり
が行われた。タリバン政権崩壊後の治安維持や新政権づくりでは参
加国の立場が一致しておらず、各国の多様な見解を宣言案にどう盛
り込むかが焦点。
タリバン後をめぐっては、日本と米国が共同議長国を務める「ア
フガン復興支援国会合(仮称)」が二十日にニューヨークで開かれ
ることが固まっている。
周辺六カ国はパキスタン、イラン、中国、タジキスタン、トルク
メニスタン、ウズベキスタン。
(了) 011111 0801
[2001-11-11-08:02]