投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 11 日 18:05:50:
同時多発テロに対する米軍の「不朽の自由」軍事作戦を名目に申請し、燃料補給のため日本からフィリピンへの立ち寄りが許可された米軍の兵士らが、ホテルに多数の地元売春婦を連れ込んでいたことが10日、比国軍筋の証言などでわかった。比では買春は法律で禁止されており、一部の比国軍兵士からは、「好意で立ち寄りを認めたのに、夜遊びをするなんて」と苦情が出ている。
国軍筋などによると、問題となっている米軍兵士らは、普天間基地からのC130輸送機4機と、岩国基地からのF18戦闘機6機などの乗組員たち。それぞれ今月4日午後と同5日午前に、比ルソン島アンヘレス市にあるクラーク元米空軍基地に到着した。
比を出たあとは、「豪州ダーウィンで訓練し、その後にペルシャ湾の空母へ向かう」と説明していたという。アロヨ比大統領はテロ事件直後、米国を全面的に支持。米軍機の領空内飛行や補給のための基地使用を認めている。
米兵らは到着後、アンヘレス市内にあるホテルにチェックインした。補給後、5日午後にダーウィンへ出発したが、4機が「飛行中に技術面で問題が起きた」として戻ってきた。複数の目撃者が、米兵らが地元売春婦をホテルに連れ込むのを確認しており、4日夜には少なくとも22人を連れ込んだという。
比には99年に「訪問米軍の地位に関する協定(VFA)」が批准されたあと、協定が機能しているかどうかをチェックする比大統領直属のVFA委員会がある。報告を受けた同委員会のあるメンバーは、「こういう行動を取るのなら、立ち寄り申請は軍事作戦名目にすべきではない」と話している。(03:01)