投稿者 木村愛二 日時 2001 年 10 月 29 日 11:18:02:
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『亜空間通信』70号(2001/10/29)
【炭疽菌ユダヤ人攻撃問題のテレ朝29日番組内「謝罪」は憶測で「対応」注目!】
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転送、転載、引用、、大歓迎!
懸案のテレビ朝日問題に関し、本日、8時から9時55分までの「スーパーモーニング」とやらを録画しながら、ちらちら横目で見たが、次に引用する『読売新聞』記事のような「コメンテーター本人が謝罪する」ような場面は、まったくなかった。
むしろ、「サイモン・ウィーゼンタール・センター」(SWC)が、傲慢にも更迭(remove)を要求していた川村晃司氏は、ますます張り切って、アフガン周辺の現地情勢とアメリカの動向についての観測を語っていた。
番組終了後、早速、テレビ朝日の広報部に電話すると、「29日というのは読売さんの憶測で、目下、検討中」とのこと。つまり、その次のような『朝日新聞』の「遺憾」と「対応」の方が実情に合っていた。広報担当者との詳しい会話の内容の報告は避けるが、ともかく当方が入手している最新情報をも伝えつつ、激励しておいた。
別途、アメリカ人やアラブ人からも、同番組関係者に電子手紙などの要請が届いているはずである。「謝罪」と「遺憾」の用語の意味に関しては、周知の問題なので論評は省く。以下、ともに、わが電網宝庫読者が切り抜きを届けてくれた1段見出しのベタ記事である。
『読売新聞』(2001.10.26)
ユダヤ人団体に
テレピ朝日謝罪
「誤解招く発言」で
米国で相次いでいる炭疽菌事件を伝えたテレビ朝日のワイドショーで、コメンテーターがユダヤ人に対して誤解を招く発言をしたとして、同局は二十六日までに米国のユダヤ人団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」(本部・ロサンゼルス)に「放送が誤解を与えたことは遺憾」と、文書で謝罪した。今月二十九日の同番組内で、コメンテーター本人が謝罪する予定。
テレビ朝日によると、今月十五、十七日に放送されれた「スーパーモーニング」で、同局のコメンテーターが「米国のメディアが狙われたのは、ユダヤ人が米メディアを支配していつから」などと発言。同センターが同局に抗議していた。
『朝日新聞』(2001.10.26)
テレ朝、誤解与え遺憾
米国での炭疽(たんそ)菌事件を報じる番組でコメンテーターが「狙われたのはユダヤ人」との趣旨の発言をし、ユダヤ系団体サイモン・ウイーゼンタール・センターから抗議されていたテレビ朝日は25日、同センターに対し、「放送が視聴者や関係者に誤解を与えたのは遺憾である。誤解を解くために番組内で対応する」と回答した。同センターはこの回答に「満足している」と表明した。
以上で引用終わり。
以上、取急ぎの現状報告のみ。