投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 29 日 11:10:50:
【モスクワ支局29日】
ロシア・テレビは28日、米同時テロの首謀者とされるウサマ・ビンラーディンのもとで破壊工作の訓練を受けたイラク人が、今年1月のプーチン露大統領のアゼルバイジャン訪問時に、同大統領を爆殺しようと計画していたと報じた。
同テレビの番組「1週間のニュース」によると、テロ取り締まりなどを担当する治安機関「ロシア連邦保安局(FSB)」は昨年10月、チェチェン武装勢力とアゼルバイジャンの活動家の電話を傍受し、プーチン大統領を狙った爆弾テロ計画を察知。連絡を受け捜査した同国治安当局が、計画にかかわっていたイラク人のキャナン・ラスタム受刑者を逮捕した。同受刑者は、禁固10年の判決を受けアゼルバイジャンの首都バクーの刑務所で服役している。
同テレビによると、ラスタム受刑者は、アフガニスタンに拠点を置く国際テロ組織「アル・カーイダ」のテロリスト養成所で訓練を受けた後、チェチェン共和国を経てロシアの偽造パスポートでアゼルバイジャンに入国。治安当局は同受刑者の逮捕時に、48個の爆破装置と携帯電話を使う遠隔起爆装置を押収したという。
(10月29日11:00)