投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 11 月 09 日 20:22:21:
11/09 16:16 米でハイテク捜査手引書 対テロ「何でもあり」 外信78
【ワシントン9日共同】コンピューターへのすべての入力を復元
する装置から、アラビア語自動翻訳機まで―。米主要メディアが報
じた米司法当局作成の「テロ捜査の手引」はテロ技術の高度化に対
応するハイテク捜査術集だ。全米の担当検察官に十月下旬、電子メ
ールで配布された。
「キーロガー」と呼ばれる装置は、コンピューター内部に仕掛け
ると、以後のすべてのキー操作を記憶。送付済みメールやインター
ネットの接続先、暗証番号まで知ることができる。
テロ対策法で捜査当局には世帯主の許可なく家宅捜索する権限が
与えられ、捜査員がテロ容疑者宅に忍び込み装置を仕掛けることは
容易。電子メールのデータベースも創設され、「怪しいメール」の
関係者を一斉検索することもできる。
自動翻訳ソフト「フルーエント」はアラビア語インターネット・
サイトを自動的に英訳し、「オアシス」と呼ばれるシステムはテレ
ビ、ラジオの音声を文字化して保存する。
このほか不鮮明なビデオを画像処理で鮮明な見え方に変換する装
置や、削除されたコンピューターの記憶を復元する技術など、テロ
捜査を効率化するための手段が紹介されている。
(了) 011109 1615
[2001-11-09-16:16]